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タイヤ選び・空気圧のポイント

タイヤ選びのポイント。正しい知識で安全に
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タイヤサイズの見方
新車純正装着サイズ

△現在ご使用のタイヤをLTサイズ(ライトトラック用タイヤ規格)やハイフローテーション・サイズへ変更する際は、必ず空気圧を自動車メーカー指定空気圧より高めに設定して下さい!!

国産4x4クロスカントリー車やSUVなどには乗用車用タイヤ規格(※1) のタイヤが純正装着されています。このタイヤをLTサイズ(※2)のタイヤに交換する場合、タイヤ外径、タイヤ幅等の寸法が純正サイズと同クラスであっても規格上、空気圧を高めに設定する必要があります。これはLTサイズのタイヤが乗用車用タイヤ規格のタイヤより高めの空気圧で使用する構造になっている為です。これらLTサイズのタイヤを低めの空気圧で使用すると偏摩耗やタイヤへの無理なたわみの増加などにより疲労が蓄積し、タイヤに悪影響を及ぼす事が考えられますので注意が必要です。乗用車用タイヤ規格の純正指定空気圧に対し一般的には 50kPa(0.5kgf/cm2)程度高めに設定する必要がありますが設定空気圧は各車両、タイヤサイズにより異なりますので必ず販売店にご相談下さい。

※1 乗用車用タイヤ規格のサイズ。例:265/70R16 112S、P215/75R15 100S 等。
※2 LT表記とはライトトラック用タイヤ規格を表し、サイズの一部に「LT」表記が入る。
※3 ハイフローテーションタイヤとは、競技などにおいて低圧でオフロードを走行するのにより適した設計のタイヤ。例:35x12.50R17LT 121R、37x12.50R17LT 124R 等のインチ表示サイズ。

車両への装着に当たっては道路運送車両法の保安基準に適合(車わく、フェンダー等との接触または回転部分の突き出しがない等)することを確認してください。

△車種別空気圧対応例

乗用車用タイヤ規格のタイヤからLTサイズのタイヤに交換した場合の空気圧設定の例

空気圧表  (150プラド)
空気圧表  (XTrail)
空気圧表  (デリカ D5)
空気圧表  (RAV4)
空気圧表  (Wrangler JLサハラ
空気圧表  (JB64 ジムニー)
空気圧表  (トライトン)

faq-乗用車タイヤ選びのポイント

△Radial T/AはP(パッセンジャー/乗用車用)タイヤです。バン・ライトトラック及び架装車両や特殊車両への装着は推奨しておりません。自動車メーカーが指定した標準タイヤまたはオプションタイヤの使用を基本とし、その他タイヤを選定される時は販売店にご相談下さい。

△タイヤの空気圧不足は危険です

タイヤは、適正な空気圧(自動車メーカー指定空気圧)が保たれている状態で初めて、十分な性能を発揮します。
正しい空気圧管理は安全走行の基本です。

タイヤの空気圧は自然に低下します(一般的に1カ月間で10kPa)。さらに、次のような原因から生じる空気漏れにより、圧力低下が早まる可能性があります。

• 偶発的なパンク

• チューブレスバルブの劣化:タイヤ交換時には必ず交換してください。

• バルブキャップの欠損:完全な密閉性を保証するために不可欠です。

• ホイールとタイヤ嵌合部の汚れ・異物:タイヤを取り付ける際は必ず清潔にしてください。

• 特に使用条件(荷重/速度など)に関しては、車両またはタイヤメーカーのアドバイスに従ってください。

• 冷間時(少なくとも走行後2時間後、または走り出した場合は低速でゆっくり走り、距離で3km以内)に空気圧を点検してください。

• 点検時にタイヤが熱い状態の場合は、 車両メーカーが推奨する空気圧に40~ 50kPa加算してください。冷間時に再度空気圧を点検してください。走行中は、タイヤの発熱により空気圧が高くなりますが、高くなった分は絶対に抜かないでください。タイヤが冷えると空気圧は元に戻ります。

• 熱い状態のタイヤの空気を抜くのは絶対にやめましょう。

• 窒素を入れたタイヤであっても、空気圧とタイヤ全体の状態は頻繁に点検してください。
ご存知ですか? 空気圧は自然に低下します。空気圧が低下すると、タイヤが偏って摩耗するばかりか、損傷を起こしやすくなり、
思わぬ事故の原因につながります。

 

△正しく空気が入ったタイヤは、安全性を高め、燃費も良く、環境にも優しいです。

正しく空気が入ったタイヤ

タイヤの空気圧を正しく保つことにより、維持費の削減につながります。空気圧不足のタイヤは、燃料消費を加速するとともに、摩耗もしやすくなります。同様に、空気圧過多の場合、タイヤの寿命が短くなり、グリップ力が下がり、ステアリングの問題も生じる可能性があります。

 摩耗
空気圧が20%不足しているタイヤは、耐用距離が20%短くなる可能性があります。つまり、本来なら耐用距離が40,000kmであるはずなのに、8,000km短くなるということです。

燃料消費量と二酸化炭素排出量。
タイヤ空気圧が低いと、燃料消費量、二酸化炭素排出量ともに増加します。

 

△チューブレスバルブの重要性

タイヤ交換時には、必ずチューブレスバルブも一緒に交換するようにしましょう。また、バルブキャップは必ず装着し、しっかり締め付けてください。 チューブレスバルブはごく小さな部品ですが、あなたとあなたのクルマの安全を守る大切な役割を担っています。バルブはゴム素材でできており、使用するうちに性能は徐々に劣化していきます。また、例えば100km/hで走行するクルマのバルブには、約1.7kgもの力が常時かかっている計算となり、交換しないまま長期間使用するとバルブが劣化し、空気漏れやそれに伴うタイヤの損傷を引き起こすこともあり大変危険です。タイヤ交換時には、必ずバルブも一緒に交換するようにしましょう。

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